日本化薬
公開日時 2001/07/17 23:00
7月18日、2001年5月期業績を発表。連結売上高は前期比3億円(0.2%)減の1210億円。医薬事業では、売上高が51億円(10.3%)減の443億円(構成比36.6%)、営業利益が30億円(24.0%)減の95億円と減収・減益。昨年4月の薬価改定で5.73%の引き下げを受けたほか、主力の前立腺癌治療剤オダインが12億円(21.1%)減の45億円となるなど既存品が落ち込んだ。今期は、導入品の骨吸収抑制剤アレディア、高カロリー輸液用総合ビタミン剤ビタジェクトの寄与や、9月頃の発売を予定しているシェーグレン症候群に伴う口腔内乾燥症治療剤サリグレンに期待。今期業績は連結売上高1296億円、医薬事業売上高404億円を見込む。