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大塚製薬、大正製薬、ダイナボット、武田薬品工業

公開日時 2001/09/12 23:00

 9月13日、セミナー「ピロリ菌感染と日本人の胃発癌」。 講演した上村直実・呉共済病院消化器科医長は、内視鏡による長期追跡研究のなかで、観察期間中(平均8年間)の胃癌発生がH.pylori陽性群2.9%に対し、陰性群0%となった結果などから、①H.pylori感染により起こる胃炎を背景に胃癌は発生するが、H.pylori非感染者の胃発癌リスクは極めて低い②高度の胃粘膜萎縮や胃体部胃炎および胃潰瘍を持つ日本人のH.pylori感染者は、特に高い発癌リスクを持っている――と説明した。この研究結果は『The New England Journal of Medicine』誌9月13日号に掲載された。 また上村氏は、除菌治療により胃癌の発生が抑制される可能性は高いとし、臨床的なエビデンスの構築が急がれると指摘した。

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