2002年３月期中間決算（連結）を発表。　売上高2202億5800万円（7.5％増）　営業利益440億200万円（5.1％増）　経常利益466億3000万円（3.4％増）　当期純利益275億7300万円（40.6％減）　前年中間期は税効果会計による法人税等の減少や株式売却益を特別利益に計上したことなどの特殊要因があったことから当期純利益は二桁減益となったが、国内で高コレステロール血症治療剤リピトール、海外で排尿障害改善剤ハルナールが好調に推移し、営業利益、経常利益はともに上期としては過去最高益を達成。研究開発費以外の販管費削減、海外コンシューマー事業の会計基準変更、海外子会社決算期の統一（３月期）などもプラス要因となった。　海外売上高は116億円（17.3％）増の789億5600万円（連結売上比35.8％）。国内医療用医薬品売上高は48億円（3.9％）増の1295億円。リピトールは初年度11ヵ月の実績（2001年３月期195億円）とほぼ同額の194億円を達成、ハルナールは133億円（38.2％）増の481億円。通期はそれぞれ期初予想に対し80億円増の440億円、88億円増の948億円を見込む。　通期連結業績は、売上高4800億円（4.8％増）、営業利益920億円（6.0％減）、経常利益950億円（10.6％減）、当期純利益550億円（36.3％増）を予想。