エスエス製薬、三菱ウェルファーマ
公開日時 2001/12/12 23:00
気道分泌細胞正常化剤フドステイン(一般名)を12月17日から2ブランド2チャネルで新発売する。エスエス製薬がスペリア錠、三菱ウェルファーマがクリアナール錠の名称。エスエスが合成し、95年ごろから三菱ウェルファーマ(当時の吉富製薬)が開発に加わったもの。去痰剤としてはムコソルバン以来、17年ぶりの新薬になる。 経口去痰剤のマーケット約400億円のうち、ムコダイン(杏林)、ムコソルバン(帝人)、ビソルボン(日本ベーリンガーインゲルハイム)の3剤が約8割を占める。両社は市場の2~3割を獲得したいとし、初年度10億円、ピーク時100億円を予想している。