持田製薬 肺高血圧症治療薬・MD-712を承認申請 トレプロスチニルの吸入粉末剤、専用吸入器で使用
公開日時 2026/05/07 04:50
持田製薬は4月30日、肺動脈性肺高血圧症および間質性肺疾患に伴う肺高血圧症を対象疾患とするMD-712(開発コード)を承認申請したと発表した。トレプロスチニルを有効成分とする吸入粉末剤で、薬剤があらかじめ充填されたカートリッジを、手のひらに収まるコンパクト設計の専用吸入器に装着して使用する。米国では2022年から製品名・TYVASO DPIとして販売されている。
持田製薬はMD-712を米国ユナイテッド・セラピューティクス社から導入し国内開発した。
肺高血圧症は、さまざまな原因により肺動脈圧の上昇を認める病態の総称。このうち、肺動脈性肺高血圧症および間質性肺疾患を伴う肺高血圧症は、労作時の呼吸困難、易疲労感、動悸、めまいなどの症状を伴い、進行すると心不全を引き起こす難治性の希少疾患。