14日の総会で、抗エイズ薬のジスロマック錠600㎎（アジスロマイシン水和物、ファイザー製薬）の薬価緊急収載（28日付）が了承された。マクロライド系抗生物質で、効能は「進行したHIV患者における播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス症の発症抑制および治療」。薬価は943.6円。「効能追加と同等とみなせる新薬」として算定された。　比較対照薬は自社のジスロマック錠250㎎と、クラリスロマイシン。算定の結果、１錠904.7円となったが、外国薬価と調整され943.6円に引き上げられた。売上予測は５年後のピーク時で5100万円。