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持田製薬 持田社長「25年度を発射台としてさらに成長を」 新薬5品目とバイオシミラーで成長加速

公開日時 2026/02/10 04:51
持田製薬の持田直幸代表取締役社長は2月9日に開催されたメディア懇談会で、「2025年度は増収増益で推移しており、これを発射台としてさらに成長を目指していきたい」と抱負を述べた。同社では31年度の「ありたい姿」として、売上高1400億円、営業利益210億円、EBITDA+研究開発費355億円の目標を設定している。26年3月期第3四半期決算では通期予想を上方修正するなど、医薬品関連事業が堅調に推移。持田社長は「特に新薬、そしてバイオシミラーを含む後発品に注力したい」と述べ、目標達成への意欲を示した。

◎主要新薬5品目で300億円超目指す

持田社長は、「主要新薬5品目について25年度は5品目合計で300億円超えの売り上げを目指している」と述べた。同社は、▽慢性便秘症治療薬・グーフィス、▽潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬・オンボー、▽痛風・高尿酸血症治療薬・ユリス、▽潰瘍性大腸炎治療薬・コレチメント、▽肺動脈性肺高血圧症・間質性肺疾患に伴う肺高血圧症治療薬・トレプロスト――、の5製品を主要新薬に位置づけ、売り上げ拡大を狙う。

バイオシミラーについては、トシリズマブBS(開発コード:RGB-19)を25年3月に承認申請しており、26年に上市予定。27年までの中計期間中に新たに3品目を追加することを目標に掲げており、「積極的に導入活動を進め、計画通りに進捗している」と語った。

さらに、EPA製剤にも力を入れる。同社が25年12月に発売したエパデールのAGについて、「売上高の早期拡大に取り組んでいる。製造体制の一層の強化を図り、27年までの中計期間中にEPA製剤の数量シェアで国内ナンバーワンの達成を目指す」と強調した。

◎妊娠悪阻治療薬・Bonjestaを国内導入


同社では25年12月に、妊娠時の悪心・嘔吐治療薬・Bonjestaに関して、カナダのDuchesnay社と国内の開発および販売に関する契約を締結した。Bonjestaは抗ヒスタミン薬とビタミンB6誘導体を有効成分とする経口配合剤で、世界43か国で承認されている。

持田社長は、日本産婦人科学会からの要望を受けて開発に着手した経緯を話し、「ドラッグ・ロスの解消にも貢献できる」と意欲をみせた。さらに、「妊娠期の女性がストレスを抑えながら働き、生活できる環境を整えることで、女性がより健康に活躍できる社会の実現に貢献していく」と強調した。

◎アンドファーマと資本提携、バイオシミラー強化

同社は25年9月にアンドファーマの株式20%を取得し、持分法適用関連会社とした。持田社長は、「特にバイオシミラーの製造に関してアンドファーマと情報交換を行っている」と明かした。さらに、「バイオシミラー事業は非常に競争が激しく、発売がファーストグループに入らないと事業性が非常に厳しい。当社としてはそのファーストグループに入るべく、いろいろな戦略を練っている」と述べた。
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