ファイザー製薬
公開日時 2002/03/06 23:00
アランB.ブーツ社長が記者会見し、2005年度に医療用医薬品売上高3800億円達成を目標に掲げた。MRは現在の1792人から、2004年に2400人まで増員する計画。2001年度の業績は、総売上高2199億4700万円(29%増)、医療用医薬品は高コレステロール血症治療剤リピトールの貢献で2055億7100万円(34%増)。 主力のCa拮抗剤ノルバスクは950億円(13%増)を売り上げ、降圧剤No.1の地位を維持、Aii受容体拮抗剤の評価が高まっているものの、確実な降圧効果と高い忍容性で今後もトップを維持したいとした。 医療用薬の国内売上は前年度の6位から3位に浮上、2002年度は2360億円で3位または2位、2003年度には2880億円で三共、武田を抜いて1位になると予想している。 また、2001年度は新営業組織(開業医担当の複数チーム、病院担当のスペシャリストチーム)によるマーケティングを全国展開した。グローバルでは、今後5年間に15品目の申請を予定しており、2002年度に研究開発費53億ドルを投入する計画。