日本ベーリンガーインゲルハイム
公開日時 2002/06/19 23:00
18日、欧州リウマチ学会(ストックホルム・6月3日)で、選択的COX-2阻害剤メロキシカム(製品名モービック)が、消化管、心血管系および全般の有害事象発生リスクを増加させないことを示す2つの研究発表があったと発表。 メロキシカムの忍容性を再確認するもので、他の選択的COX-2阻害剤ロフェコキシブ、セレコキシブの心血管系の副作用に関する懸念が欧州の医学界を中心に高まる中での報告となった。日本人を対象とした臨床試験では、COX-2選択性の低い非ステロイド性抗炎症剤と比較して、メロキシカムの安全性が高いことは証明されていないため、現在、特別調査を実施中。