11日、米国で医療関連のコンサルタントとして著名なスタン･バーナード氏を招いて「米国におけるeヘルスの進展」と題したセミナーを開催。製薬産業をはじめ、医療機関、患者団体などから約70人が参加した。スタン･バーナード氏は米国のオンライン医療消費者像について「56％が女性、66％が30歳～59歳で年収が5万3000ドルと比較的高い」との分析結果を示した。このような背景から、米国ではweb上の医療情報が充実化し、製薬企業、医療機関、患者団体などが質の高い情報を掲載しているという。消費者の大部分も「オンラインの医療情報は理解しやすく、質が高く、信頼できると考えている」と報告した。