ファイザー製薬 MR2400人体制で新営業組織
公開日時 2002/09/02 23:00
ファイザー製薬は2日、MR2400人体制が実現したのにあわせ、「マルチプルチーム制」を拡充強化する新営業組織を1日から発足させたと発表した。マルチプルチーム制は一般開業医チームを従来の3チームから4チームとし、専門領域で分けた大規模医療機関向けチーム(3チーム)も強化、さらに営業所長数を100人体制から260人体制に拡大した。 マルチプルチーム制は、01年1月に1700人のMR体制で、担当製品群別に分けた一般開業医向けの3チームと、専門領域で分けた大規模医療機関向けの3チームでスタートした。 新営業組織は、今後も継続して新薬の上市が期待されるとして2400人に増員したMR体制を前提にしたもの。260人営業所長体制は、管轄するMR数を10人程度に適正化、「顧客から信頼され、評価されるMR活動」をめざした。 さらに、これまでの1名の営業本部長と14支店長の体制を、全国を3つのエリアに分けた3名の営業統括部長と25支店長の体制とした。 この新組織により、すべての階層で人材育成が徹底され、質の高い情報が提供できるMR体制を育成し、きめの細かいマネジメントを実践する方針だ。