【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

日本シエーリング マルティーノ新社長、2010年1000億円へ

公開日時 2002/09/02 23:00

 1日に社長に就任した日本シエーリングのホセ・E・マルティーノ アルバ社長は2日、大阪市内の本社で記者会見し、今後の事業運営について語った。01年度の売上高は三井製薬との統合を含めて699億円だったが、10年にはこれを1000億円に引き上げる考えを表明。現在、65%を占めている画像診断領域を相対的に縮小し、治療薬や受胎調整・ホルモン療法領域(フィメルヘルス)を拡充する方針を示した。 マルティーノ社長は世界的なシエーリングの経営戦略を「特化した市場で主導的地位をめざす」ことだとし、「(自社の)規模からみても大手企業との競争は避ける」と説明。日本市場は世界売上の14%を占めており、今後は世界戦略に則って画像診断、フィメルヘルス、血液がんなどの特定分野で主要な地位を築くと強調した。 01年の売上は前年比9%増の699億円(薬価ベース)で、主要製品はイオパミロン414億円、マグネビスト95億円など。02年は薬価改定の影響を受け「01年をわずかに上回る」と予想している。10年の目標は1000億円だが、イオパミロンの薬価引き下げで打撃を受けたこともあり、主要領域のバランスを再構築しリスクを分散。最終的には画像診断領域を50%以下にする考えだ。その際「M&Aも柔軟に考える」としている。 三井製薬との統合でMR数は50人に増加。現在、専任MRや特化MRへの再配分を検討している。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事


ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー