明治製菓 業績予想を下方修正、減収へ
公開日時 2002/09/24 23:00
明治製菓は9月24日、15年3月期の中間期および通期の業績予想を下方修正、売上高はともに増収見込みから減収になることを明らかにした。利益は当初から減益予想であったが、さらに大幅な減少となる。 中間期 減少額 前期比 通期 減少額 前期比売上高 163000 9000 △3.6% 360000 10000 △0.5%経常利益 100 1400 △98.4% 7000 5000 △46.7%純利益 100 400 △94.9% 3000 2000 △49.0%(金額は百万円) 中間期の修正理由は、長引く景気低迷の中で消費減退とデフレ基調が一層鮮明となり、それに伴う競争の激化で期初予想の売上確保が困難になったためとしている。薬品事業は、4月の薬価改定とその後の競争激化のなかで主力の抗生物質が期待した伸長を確保できないとし、さらに治験の進捗に伴う研究開発費の増額負担もあり、減益の見込みという。 通期もそうした状況に変化はないとしている。