旭化成 GSKとのライセンス契約終了
公開日時 2002/10/07 23:00
旭化成は7日、英グラクソ・スミスクラインとの糖尿病治療薬に関するライセンス契約を終了したと発表した。旭化成は00年12月、糖尿病・肥満領域の新規化合物(AZ40140とその関連化合物:β3受容体作動物質)に関し、欧米での開発権をGSK(当時のスミスクライン・ビーチャム)に導出した。だが、GSKは同化合物のデータが自社の評価基準を満たさず開発継続が困難になったと判断、契約終了となったもの。これにより同化合物のすべての権利は旭化成に返還される。同時に旭化成が有していたGSKが開発中の糖尿病治療薬「アバンディア」の共同販売権もGSKに返還される。