ノバルティスファーマ 骨合併症治療にゾレドロネート貢献
公開日時 2002/10/08 23:00
ノバルティス ファーマは10月8日、「ゾレドロネート」(海外販売名ゾメタ)が前立腺がん患者の骨転移に伴う骨合併症の発症を25%減少させたとの臨床試験成績が、10月発行の「ザ・ジャーナル・オブ・ナショナル・キャンサー・インスティチュート」誌に掲載されたと伝えた。ホルモン注射を受けながらも最低1個以上の骨転移が確認された645例の患者が参加した多施設共同二重盲検比較試験で、ゾレドロネート投与群では骨合併症を発症する患者数が全体の33%と、プラセボ投与群の44%を大きく下回った。