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製薬協 第3回「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」結果発表

公開日時 2002/10/31 23:00

医療消費者の9割以上が処方薬を信頼し、69%が製薬産業を「信頼できると思う」が、処方された薬について患者が入手したい情報と実際に医療・医薬関係者から説明される内容にはギャップがある――製薬協広報委員会が7月に実施した意識調査の結果が発表された。処方薬に対するイメージは、「医師が処方してくれるので安心」が92.2%(99年87.5%)、「市販の薬よりも良く効く」が84.5%(同80.9%)で、前回を上回った。一方、「市販の薬に比べて副作用が強い」は18.3%(同17.9%)、「薬による思いがけない健康被害を受ける心配がある」は32.9%(同26.7%)。新たに設定した「製薬会社の名前が分からないので何となく不安」は23.0%。「総合的に見て、病院や診療所で処方された薬は信頼できる」は90.6%(同88.9%)で9割が処方薬を信頼している。「総合的に見て製薬産業を信頼できると思うか」は、「信頼できると思う」「まあ信頼できる」の合計が69.0%(同66.0%)。プラス要因は「企業の倫理性が高い」「社会貢献に熱心」「処方薬の信頼感」「情報を積極的に提供」などで、マイナスは、「高収益を上げている」がもっとも高い。今回新たに加えた「新薬開発―開発の内容を知らせるべき」「治験の認知度」もマイナス要因として作用した。入手したい処方薬の情報と実際に医療・医薬関係者からの説明内容にはギャップがある。入手したい情報の1位(68.0%)「薬の副作用」は23.0%しか説明されていない。2位(65.1%)「薬の効果・効能」は71.9%、3位(50.7%)「薬の種類・成分・特長」は60.5%が説明されているが、4位(49.1%)「薬の飲み合わせの注意」は16.8%しか説明されていなかった。処方された薬のメーカー名を「まったく知らない」人は46.9%。

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