▽中間決算 売上高 2326億円（5.6％増）営業利益 508億円（15.5％増）経常利益 485億円（4.2％増）純利益 289億円（5.1％増） ▽主力製品の売上高 ハルナール　連結 536億円（11.5％増）国内 217億円（7.7％増）欧州 152億円（7.4％増） 　バルク・ロイヤルティ　159億円（21.1％増） リピトール 298億円（53.8％増）アドバフェロン（01年12月発売） 42億円（―）ガスターRX　国内 407億円（1.8％減）うちD錠 141億円（97.0％増） 売上高、営業利益、経常利益は過去最高。医療用医薬品の売上高は1674億円（薬価ベース）で、シェア5.0％を獲得し、業界２位。前立腺肥大症の排尿障害改善剤ハルナールは欧米で拡大したのに加え、国内でも堅調。国内では高脂血症治療剤リピトールが成長し、国内のスタチン２位となった。慢性C型肝炎治療剤アドバフェロンも期初予想59億円（通年）を超える好調さ。ガスターは薬価改定、海外特許満了の影響を受けたものの、口腔内崩壊錠ガスターDが順調に伸び、売上高減少を1.8％にとどめた。円安の影響、欧州子会社の決算期統一などの影響を受け、海外売上高は778億円（1.4％減）で、全売上高に占める割合は33.5％。海外でのガスターのバルク減が響き、原価率は若干増えたものの、業務改革の成果により販管費率は改善。12月上旬発売予定の降圧剤ミカルディスの今期目標は30億円。通期見通しは売上高5160億円（7.2％増）、営業利益1060億円（12.4％増）、経常利益1040億円（4.0％増）、純利益600億円（8.8％増）を見込む。