日本ロレアルは11月11日、皮膚科治療の補助的な役割を果たす化粧品を導入し、新分野に参入すると発表した。皮膚科医や調剤薬局を通じ、「ラ ロッシェ ポゼ」ブランドとして来年3月から、敏感肌、乾燥肌、紫外線防御用のスキンケア製品、プロフェッショナル製品を投入、順次製品の拡大を図る。同ブランドは、ロレアルグループの傘下になった1989年以降、ヨーロッパを中心に市場拡大。米国や南米のほか、中国、韓国、台湾などアジア諸国を含め世界37ヵ国で事業展開している。「ラ ロッシェ ポゼ」は、フランス西部ロワール地方にある村の名前。水治療センターが建設されるなど、ミネラルやオリゴを豊富に含む水の産地として知られる。