協和発酵中間決算 薬価改定で減収
公開日時 2002/11/13 23:00
協和発酵工業は11月13日、03年3月期中間決算を発表。売上高 1853億9300万円( 3.0%減)営業利益 78億4100万円(27.6%減)経常利益 48億1400万円(53.6%減)純利益 58億4700万円(前年同期は25億7900万円の赤字)医療用医薬品の売上は、薬価改定の影響などで0.6%減の714 億円。営業利益は、労務費や研究開発費の増加などで24.4%減の76億円。製品別では、今年3月発売の持続性がん性疼痛治療薬「デュロテップパッチ」が19億円を売上、通期49億円を見込んでいる。その他、抗アレルギー剤「アレロック」が45億円(前年同期30億円)、経口抗真菌剤「イトリゾール」が128億円(115億円)など、売上を伸ばした。また、連結は事業譲渡などで約68億円の特別利益が発生した。通期では、売上高3560億円(6.0%減)、営業利益180億円(11.6%減)、経常利益140億円(26.2%減)、純利益110億円(98.7%増)を見込んでいる。