生化学工業は11月15日、03年３月期中間決算を発表。売上高　　　　　109億5100万円（10.7％増）営業利益　　　　 31億3000万円（52.0％増）経常利益　　　　 27億6800万円（35.6％増）純利益　　　　　 13億7600万円（67.9％増）主力の関節機能改善剤「アルツ」「アルツディスポ」の薬価が大きく引き下げられたが、マーケットの拡大や市場シェア確保に努め、国内では前年同期なみの売上を確保。米国の公的保険適用取得で海外売上は伸長した。眼科手術補助剤「オペガン」「オペガンハイ」も、高齢化に伴う白内障手術件数の増加で堅調な売上。医薬品売上高は80億3800万円（12.6％増）。下半期も海外での順調な販売をにらみ、通期は売上高210億円（9.8％増）、経常利益45億円（19.8％増）、純利益23億円（50.0％増）と見込んでいる。