エスエス製薬は11月21日、03年３月期中間決算を発表。売上高　　　　372億3800万円（ 1.7％増）営業利益　　　 31億7500万円（24.6％減）経常利益　　　 29億 200万円（26.3％減）純利益　　　　　　　　６億円（53.1％減）医療用医薬品部門は、昨年12月に上市した去痰剤「スペリア錠」のほか、睡眠障害改善剤「ドラール錠」、経腸栄養剤「ハーモニックM」、総合栄養食「F2」などが堅調に推移する一方、経皮吸収型消炎鎮痛貼付剤「インサイドパップ」、持続性消炎鎮痛剤「ナボールSR」は薬価改定の影響などで前年同期を下回り売上60億8400万円でほぼ横ばいの0.1％プラス。主力のセルフメディケーション部門は、250億5600万円で4.1％のマイナスとなった。通期では、スペリア錠をさらに採用拡大。小児用睡眠鎮静抗けいれん剤「エスクレ注射用キット」など申請中製品の育成のほか、セルフメディケーション分野のシェア拡大、新製品発売などで、売上高742億円（5.4％増）、経常利益53億円（36.3％減）、純利益12億6000万円（51.7％減）を見込む。