アンジェス 米国で遺伝子治療薬臨床試験
公開日時 2002/12/02 23:00
アンジェス エムジーは12月2日、米子会社アンジェス インクを通じ米国FDAに、HGF遺伝子治療薬の末梢性血管疾患(閉塞性動脈硬化症)第Ⅱ相臨床試験スタートのため、IND(治験薬)申請を行ったと発表した。米国での遺伝子治療薬臨床試験は日本企業で初という。HGF遺伝子治療は、血管新生作用があり、動脈硬化など血管内腔が狭くなり血流の流れが悪くなる虚血性疾患の治療が目的。下肢の血流が悪化する末梢性血管疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャー病)、心臓の血流が悪くなる虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)が対象で、同社は両分野での開発を進める。両分野の、日米欧の販売権は第一製薬に供与している。