厚労省の検討会 間質性肺炎にイレッサ「慎重投与」
公開日時 2002/12/24 23:00
アストラゼネカが販売する坑悪性腫瘍用剤「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)で死亡を含む重篤な副作用が多数報告されたことから厚生労働省は12月25日、省内で「ゲフィチニブ安全性問題検討会」(座長・松本和則国際医療福祉大学教授)を開き、対策を協議した。検討の結果、副作用が懸念される既往歴がある患者には「慎重投与とする」と、禁忌とすることは避けた。ただ、重篤な副作用が投与初期に発生していることから、投与患者は「入院またはそれに準ずる管理下」に置くことを求めた。同会がまとめた「今後の対応」は、①インフォームド・コ