ファルマシア 「ジェノトロピン注射用12㎎」承認
公開日時 2003/02/26 23:00
ファルマシアは2月26日、遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「ジェノトロピン注射用12㎎」(一般名:遺伝子組換えソマトロビン)の承認を取得したと発表した。投与量の多い患者に対し、高濃度製剤を使用することで1回の投与容量(液量)を減らすことが可能になり、疼痛軽減など患者コンプライアス維持向上が期待される。同社はすでにカートリッジ型注射剤「同5.3㎎」を販売している。01年2月に「骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群の低身長」の適応追加が承認された際、これまでの2倍の投与量(0.35㎎/㎏/週)が認められたことで、高濃度製剤に対する要望が高まっていた。