帝人 コーポレート・ガバナンスガイド制定
公開日時 2003/04/08 23:00
帝人は4月8日、持株会社スタートに当たり、コーポレート・ガバナンスガイドを制定したと発表した。同ガイドでは、従来、社内のみで構成していた取締役について、10人程度のうちおおむね3人程度を社外から招くことを盛り込んだ。また、国内外の有識者を主体として構成するアドバイザリー・ボードに「指名・報酬委員会」を設置し、同委員会で社長(CEO)の交代や後任者推薦、社長の業績評価などを行うことなども決めた。同社は99年4月にアドバイザリー・ボード設置と執行役員制度導入を核に経営改革を発表、その後も順次経営実態に照らした改善を進めている。今年4月1日の商法改正で持株会社としてスタートを切ったことから、ステークホルダーからの信頼性向上やこれら経営改革のグループ内への周知徹底を目標に、指針として同ガイドを制定した。