GSK イミグラン点鼻液の承認取得
公開日時 2003/04/16 23:00
グラクソ・スミスクラインは4月16日、片頭痛治療薬「イミグラン点鼻液20」(一般名:スマトリプタン)の承認を取得したと発表した。00年4月発売の注射剤、01年8月発売の錠剤に続く剤型。点鼻タイプは効果発現が投与後15分と速く、鼻腔内投与のため片頭痛の随伴症状である吐き気や嘔吐を伴う患者に適しているのが特徴。02年の注射剤と錠剤を合わせた国内売上は40億円(薬価ベース)で、うちほとんどが錠剤。海外では、注射剤、錠剤、点鼻液の3剤型が主流だが、全売上の7割を錠剤が占める。GSKでは「日本では速効性に優れた点鼻液が錠剤くらい支持される可能性もある」と話している。