キッセイ薬品とファルマシア カバサール適応追加の承認取得
公開日時 2003/04/16 23:00
キッセイ薬品工業とファルマシアは4月16日、共同開発し99年から販売しているパーキンソン病治療薬「カバサール錠」(一般名:カベルゴリン)が高プロラクチン血症関連疾患と産褥性乳汁分泌抑制の効能・効果の追加を承認されたと発表した。製造はファルマシア、販売はキッセイ薬品、プロモーションは両社で行っている。キッセイ薬品の01年度のカバサール錠の売上は57億6900万円(決算ベース)で、02年度は76億円(同)に拡大すると予想。適応追加による03年度売上への影響についてキッセイ薬品では「追加適応の患者数は数千人規模で、売上よりもむしろ産婦人科領域が強化された意味が大きい」と話している。