厚労省 滋賀でAソ連型検出
公開日時 2003/05/07 23:00
厚生労働省は5月7日までに、滋賀県で今シーズン初めてAH1型(Aソ連型)インフルエンザウイルスが分離されたと発表した。同県では前シーズン、前々シーズンともAH1型が分離、いずれもA/ニューカレドニア/20/99(H1N1)とほぼ同様の抗原性を示していたが、今回分離された株は、HI試験成績から、それとは若干ずれている可能性があるという。患者は28歳男性で、3月5日発症。発熱(38.6度)、上気道炎、頭痛、筋肉痛、関節痛のため受診した。同省によると、今シーズン分離された大半がA香港型で、後半からB型の分離がやや増えてきた。