万有製薬は５月15日、米国メルク社の持株比率が約95%に達したのに伴い７月27日東証上場を廃止すると発表した。役員会もスリム化し、27人から７人体制になる。長坂健二郎会長兼社長は、社長を辞任する考えを表明していたが、同社では「新社長の選定は順調に行われたが、現時点では公表できる状況になく、新社長就任までの間、しばらく現職に留まることになった」と説明している。（新役員・６月26日付）長坂健二郎代表取締役会長兼社長▽明樂泰副社長▽越武専務取締役▽幸田哲取締役▽ハロルド・グラッサー取締役▽クリストファー・ムーア取締役▽リチャード・ヘンリケス取締役