日本新薬 アルコール依存症治療剤を開発へ
公開日時 2003/05/26 23:00
日本新薬は5月26日、ドイツのメルクKGaA社の子会社のフランスのメルクサンテ社との間で、アルコール依存症治療剤「アカンプロセート」の日本での開発、販売、供給に関するライセンス契約を締結したと発表した。アカンプロセートは欧州諸国を中心に発売されており、年間売上は30億~40億円。米国では01年12月に承認申請が行われている。日本新薬では、04年前半に臨床試験を開始し、外国データを利用して5~6年後の10年の発売を目指している。