クラヤ三星堂など卸5社 仙台市立病院薬代金返還控訴審に勝訴
公開日時 2003/06/26 23:00
クラヤ三星堂によると、厚生労働省の再評価で脳循環・代謝改善剤が承認取り
消しになったのを受け、仙台市の住民が起こした「仙台市立病院薬代金返還等
住民訴訟控訴事件」の判決が6月26日仙台高等裁判所で言い渡され、住民の請
求を全て棄却、被告会社の卸5社(バイタルネット、小田島、恒和薬品、スズ
ケン、クラヤ三星堂)が勝訴した。クラヤ三星堂は「一審判決と同様、薬事法
の趣旨に照らして極めて妥当な判決」としている。住民側が5社に対し返還を
求めていた総額は7941万4502円。