そーせいと、豪バイオベンチャーのステムセルサイエンシズ（SCS社）の合弁
会社として02年４月に神戸市に設立されたステムセルサイエンスは８月18日、
第３者割当増資を実施し、約１億5000万円を調達したと発表した。細胞医療に
関する研究開発をさらに推進するのが目的。出資者はバイオ・サイト・キャピ
タル、あおぞらインベストメント、第一生命キャピタル、商工組合中央金庫、
池銀キャピタルと親会社のSCS社。神戸医療産業都市のなかで膵臓インスリン
産生細胞、ドーパミン産生神経細胞の分化誘導の研究を進めており、05年をメ
ドに臨床試験を開始する計画。設立以来３億円の資金を調達したことになる。