厚労省・調査 制酸剤シンガポールの2.7倍高価
公開日時 2003/08/28 23:00
厚生労働省は8月28日、医薬品・医療用具の内外価格調査(02年度)結果を発
表した。東京を「100」とした場合、感冒剤の価格はロサンゼルス(110)、ニ
ューヨーク(101)では高いが、シンガポール(57)、デュッセルドルフ(72)
などは低かった。制酸剤はシンガポール(37)、パリ(51)、ニューヨーク
(53)、ロサンゼルス(57)、ロンドン(70)、デュッセルドルフ(97)の調
査対象都市全てが東京を下回った。解熱鎮痛剤はデュッセルドルフ(173)、
ロンドン(136)、パリ(131)で東京を上回った。調査は03年2~3月、一般
用医薬品3製剤について7都市の売れ筋上位5銘柄について実施した。