厚労省 医薬品・医療用具等安全性情報193号
公開日時 2003/09/25 23:00
厚生労働省は9月25日、医薬品・医療用具等安全性情報193号を発表した。遺
伝子組換え型インターフェロン-γ製剤「インターフェロンガンマ-1a(遺伝子
組換え)」など、このほど使用上の注意の改訂を指導した5品目について、重
要な副作用や改訂根拠となった症例の概要を示した。同剤については、「糖尿
病が増悪または発症することがあるので、定期的に検査(血糖値、尿等等)を
行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと」とした。
5品目(いずれも一般名)と追加された「重要な副作用」は次の通り。▽遺伝
子組換え型インターフェロン-γ製剤「インターフェロンガンマ-1a(遺伝子
組換え)」=糖尿病▽ヒトエリスロポエチン製剤「エポエチンアルファ(遺伝
子組換え)」=赤芽球癆▽遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤「エポエチ
ンベータ(遺伝子組換え)」=赤芽球癆▽痛風治療剤「コルヒチン」=黄紋筋
融解症、末梢神経障害▽糖尿病用剤「ボグリボース」=劇症肝炎