GSK パキシル、うつ病の睡眠障害に有用
公開日時 2003/10/05 23:00
グラクソ・スミスクラインは10月3日、SSRIパキシルのうつ病に伴う睡眠障害
などに対する有用性を示すデータが欧州神経精神薬理学会(プラハ)で報告さ
れたと発表した。
それによると、パキシルを使用した3割以上の患者でうつ病に伴う睡眠障害の
症状が顕著に改善した。また、パニック障害、社会不安障害、全般性不安障害、
外傷後ストレス障害、月経前不快気分障害で、プラセボと比較して有意に改善
した。
日本では00年11月からうつ病とパニック障害の治療薬として発売され、02年の
売上は約230億円(薬価ベース)。