三菱ウェルファーマ 国内主力品不振で減収減益
公開日時 2003/11/05 23:00
三菱ウェルファーマが11月5日発表した04年3月期中間決算(連結)は、脳保
護薬「ラジカット」など国内の主力医療用医薬品の不振で減収減益。ラジカッ
トは02年10月に緊急安全性情報を出した影響が残り、今中間期は前年同期比33
億円減の141億円、気管支拡張剤「テオドール」も16億円減の85億円となり、
2製品だけで49億円の減収。通期はラジカットが288億円(前期324億円)、テ
オドールが182億円(同200億円)を予想している。
〔04年3月期中間決算(連結)〕
売上高 1172億1200万円(15.4%減)
営業利益 125億5100万円(25.0%減)
経常利益 115億700万円(24.5%減)
純利益 30億2000万円(33.5%減)
〔04年3月期通期決算予想(連結)〕
売上高 2370億円(前期2807億8000万円)
経常利益 255億円(273億8500万円)
純利益 100億円(82億5500万円)