エスエス製薬 セルフメディケーション部門が4.8%の減収
公開日時 2003/11/20 23:00
エスエス製薬が11月20日発表した04年3月期中間決算は、単体売上の約8割を
占めるセルフメディケーション部門が4.8%の減収、医療用医薬品部門が9.5%
の減収。販管費も増加し経常減益。純利益は厚生年金基金代行返上益を計上し
大幅増益。4月に発売した一般用医薬品の睡眠改善薬「ドリエル」は期待を上
回ったが、冷夏の影響、競争激化でエスカップ群、ハイチオールC、エスタッ
ク群など既存品の落ち込みをカバーできなかった。ドリエルの年間売上目標
(店頭価格ベース)を15億円から25億円に再度上方修正した。
[04年3月期中間・連結]
売上高 361億2100万円(3.0%減)
営業利益 20億900万円(36.7%減)
経常利益 17億3500万円(40.2%減)
純利益 15億5900万円(160.0%増)
[04年3月期通期予想]
売上高 711億円(726億9500万円)
経常利益 45億円(56億8100万円)
純利益 27億円(9億200万円)