厚生労働省は11月25日までに、インフルエンザ様疾患発生報告の今シーズン第
１報（11月２～８日分）を発表した。岐阜の保育所で連休明けの同４日、園児
162人のうち77人の患者が発生、58人が欠席したため休園とした。休校、休園
や学級閉鎖の発生は、前シーズン（大阪で11月14日）より早く、前々シーズン
（北海道で11月１日）よりやや遅い。

また、10月３日に長崎で採取した検体からＡ香港型ウイルスが分離されたこと
も報告した。

同報告は、都道府県、政令市から報告のあった、学校、幼稚園、保育所でのイ
ンフルエンザによると思われる休校、休園、学級閉鎖の状況や、分離されたウ
イルスの種類についてまとめている。