感染症週報 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加
公開日時 2003/12/23 23:00
国立感染症研究所が12月22日までにまとめた感染症週報第49週(12月1~7日)
によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増加している。定点当たり
1.66で、前週(1.34)から3.2ポイント上昇した。過去5年間の同時期と比べ
やや多く、鳥取(5.89)、山形(3.83)などでの患者報告が目立つ。第34週
(8月18~24日、定点当たり0.44)から増加傾向が見られる。
また、インフルエンザの定点当たり報告数は0.16(前週0.06)で、本格的な流
行はまだ始まっていない。全国36都道府県から751例の報告があったが、昨シ
ーズンの同じ週の2809例(定点当たり0.60)の4分の1の数字。