厚労省・推計 28秒に1人生まれ31秒に1人死亡
公開日時 2004/01/05 23:00
厚生労働省が1月1日付で発表した「03年人口動態推計の年間推計」によると、
03年の1年間に112万1000人(02年115万3855人)が生まれ、102万5000人(98
万2379人)が死亡し、9万6000人(17万1476人)の自然増のあったことが分か
った。全国で、28秒(27秒)に1人が生まれ、31秒(32秒)に1人が死亡して
いる計算になる。
出生数は約270万人生まれていた戦後まもなくの第1次ベビーブームの4割強、
200万人を超えていた1970年代前半の第2次ベビーブームの6割弱という状況
で、過去最低を更新。02年の合計特殊出生率1.32を下回りそう。また、死因は、
1位悪性新生物30万9000人(30万4568人)、2位心疾患16万3000人(15万2518
人)、3位脳血管疾患13万5000人(13万257人)と推計される。