感染研・週報 「胃腸炎」報告数が漸増
公開日時 2004/01/05 23:00
国立感染症研究所が1月5日までにまとめた感染症週報03年第50週(12月8~
14日)によると、感染性胃腸炎の報告数が増加している。定点当たり14.48で、
第43週(10月20~26日)の3.31以降、4.13(44週)、4.51(45週)、6.16(46
週)、8.16(47週)、9.04(48週)、12.20(49週)と増加を続けてきた。50
週は、宮崎(37.51)、新潟(30.43)、大分(26.78)などでの報告が目立つ。
また、咽頭結膜熱が、第29週(7月14~20日)の定点当たり0.77をピークに低
下傾向だったものの第42週(10月13~19日、定点当たり0.11)を底に再び増加。
定点当たり0.34になった。山形(2.07)、和歌山(1.29)、愛媛(1.21)など
で報告が多い。