第一三共 「第一三共ヘルスケア」の全株式をサントリーHDに譲渡で合意 譲渡価額は2465億円
公開日時 2026/04/15 16:30
第一三共は4月15日、連結子会社である第一三共ヘルスケア(DSHC)の全株式をサントリーホールディングスに譲渡することで合意したと発表した。株式譲渡の譲渡価額は2465億円を予定する。株式譲渡は段階的に実施。まず26年6月にDSHCの発行済株式の30%をサントリーHDに譲渡、27年6月に70%を譲渡し、完了は29年6月1日を予定する。
株式譲渡について第一三共は、「DSHCの当該事業の更なる成長に向け、飲料・食品及び健康食品事業において強固な事業基盤を確立しているサントリーHDの強みを活かして事業を推進することが最適と判断し、このたびの契約締結に至った」と説明した。なお、DSHCは、販売チャネルとして薬局やドラッグストアの他、通信販売の強化を図っており、海外への展開も進めている。25年3月期の売上高は760億4900万円。営業利益は129億2200万円。
一方で第一三共は今後の経営方針について、「経営資源をイノベーティブ医薬品事業、特にオンコロジー事業に集中させることで、標準治療を変革しうる革新的な医薬品を継続的に創出・提供し、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献したい」とコメントしている。
なお、今回の株式譲渡に伴う2027年3月期通期連結業績予想への影響について第一三共は「現在精査中」としており、確定次第速やかに開示するとした。また、DSHCにおける議決権割合が30%となる2028年3月期に、株式譲渡に伴う収益を計上する見込みとした。