厚労省 高病原性鳥インフルエンザで感染防御など指導
公開日時 2004/01/13 23:00
家畜伝染病に指定されている高病原性鳥インフルエンザが山口県内の採卵鶏農
場で発生したことから厚生労働省は1月13日までに、(1)関係者の健康状態
確認と感染防御徹底(2)この施設から出荷された鶏卵の自主回収――を指導
することを決めた。生きた鳥との接触などでヒトに感染したケースはあるが、
鶏卵、鶏肉を食べることによる感染は世界的にも報告されていないという。
高病原性鳥インフルエンザは、死亡率が高いか、ウイルスが変化して死亡率が
高くなる化膿性のある特定のウイルスの、鳥インフルエンザのことを言う。国
内では1925年以来、79年ぶりの発生。