武田薬品・社長 「名実とも世界的製薬企業へ」
公開日時 2004/01/19 23:00
武田薬品の長谷川閑史社長は1月19日、同社の新春懇談会で、「武田國男前社
長(現会長)が行った一連の改革で、世界的製薬企業としてのスタートライン
に立つ状況になった。名実とも世界的製薬企業として認められるよう、それに
少しでも近づけることが私の役割だ」と述べた。04年度の重点課題として、
(1)将来の発展の源であるパイプラインの強化(2)世界的製薬企業として
のシンプル、効率的事業運営体制の構築――を挙げた。「過去の成功におぼれ、
気が緩むことが決してないように戒めていかなければならない」とした。