感染研 インフルエンザ昨年より2~3週間遅れ流行
公開日時 2004/02/01 23:00
国立感染症研究所が1月30日発表した感染症週報・第3週(1月12~18日)に
よると、インフルエンザ定点当たり患者報告は8.44(前週3.72)になった。02
年第52週(定点当たり8.71)と同程度で、これまでの推移から、昨シーズンの
2~3週遅れで流行が進んでいることが分かった。03年第3週は、定点当たり
29.15だった。
都道府県別では、栃木(19.70)、群馬(19.63)、埼玉(18.88)、宮城(18.
18)、愛知(17.58)、福島(17.53)、岐阜(14.30)、長野(14.07)、千葉
(13.35)、静岡(13.27)、山形(12.75)、新潟(12.45)、鳥取(11.21)、
茨城(11.10)、三重(10.73)で「10.0」を超えた。また、これまでに確認さ
れたウイルスはほとんどがAH3型だった。