厚労省 新機構で8割を「12ヵ月」審査へ
公開日時 2004/02/04 23:00
厚生労働省は2月4日までに、04年度開設する独立行政法人「医薬品医療機器
総合機構」の業務について、数値目標を明らかにした。審査事務処理に関して
は、新医薬品で掲げている「12ヵ月」の目標を、全体の70%で達成すると設定。
5年後にはその割合を80%に押し上げる。「6ヵ月」としている優先審査の対
象医薬品は、5年後に50%を目指す。
複数の副作用情報から関連性を見出す新たな安全性情報は、3年以内に解析手
法を確立、5年以内に実際の安全対策業務に導入する。副作用・感染症等情報
の電送化は、5年間で80%以上とする。研究開発振興業務に関し、「4ヵ月」
とされる新規採択課題の公募締め切りから採択決定までの期間を、0.5ヵ月短
縮する。