第一製薬 大型化期待の次世代ニューキノロン剤開発中止
公開日時 2004/02/22 23:00
第一製薬は2月20日、次世代ニューキノロン剤として大型化を期待していたDK
-507kの開発を中止したことを明らかにした。一般感染症に対して既存のキノ
ロン剤を上回る有効性・安全性を持つことが期待され、極大化戦略から、03年
4月に米ファイザーへの導出を決定し、日本、中国・アジアを除く世界市場で
の開発・販売権を許諾していた。しかし、ファイザーはフェーズ1の結果、開
発中止を決定。第一製薬も国内での開発を中止した。海外、国内ともフェーズ
1の段階だった。