感染研・情報センター 46都道府県でインフルエンザ流行警報
公開日時 2004/02/25 23:00
国立感染症研究所感染症情報センターが2月25日まとめたインフルエンザ流行
レベルマップ第7週(2月9~13日)によると、保健所単位で、患者報告数が
定点あたり「30.0」を超すなどにより「流行警報」を発令した地域は、全国60
6保健所のうち355ヵ所(前週346ヵ所)で、依然として増加傾向にあることが
分かった。発令地域は、高知を除く全国46都道府県(45都道府県)にわたる。
このうち長野(11ヵ所)、鳥取(3ヵ所)は前週に引き続き、管内の全保健所
が警報を発令した。
ただ、全国の定点あたり患者報告数は23.9(前週30.7)で、前々週(32.4)か
ら2週連続で低下した。前週、管内全保健所12ヵ所が警報を発令した宮城は、
うち2ヵ所が警報を解除した。