厚労省 国病・国療の後発品採用率7.5%
公開日時 2004/03/14 23:00
国立病院、国立療養所での後発医薬品採用率は03年9月末現在、品目数7.5%
(加重平均、以下同)、購入価ベース6.3%で、半年前の02年度末調査(品目
数6.5%、購入価ベース3.6%)と比べ、増加傾向にあることが、厚生労働省の
調査で3月12日までに分かった。購入価ベースでの伸び幅が大きいのは、購入
額の大きい品目の採用が進んだためとみられる。薬価ベースでは5.6%(03年
3月)から6.9%(同9月)の増加だった。
調査は全国182施設を対象に実施。東北地方では品目数(9.6%、購入価ベース
5.1%、薬価ベース6.2%)が高い割合を示す一方、関東甲信越地方では逆に、
品目数(6.1%)より購入価ベース(6.3%)、薬価ベース(7.7%)の方が高
いなどの地域性が見られた。