厚労省 手術用器械器具の自主点検指示
公開日時 2004/03/15 23:00
整形外科手術用器械器具の破損でその一部が患者体内に遺留した事例が報告さ
れたことから厚生労働省は3月15日までに、耐用年数や耐用回数の設定といっ
た自主点検徹底を製造業者などに求めた。こうした器械器具は使用ごとに製造
業者などから各医療機関に貸し出されているが、この事例では、貸し出し器械
器具にハンマー痕があり、金属疲労が破損原因とみられる。しかし、品質管理
が不十分なため、金属疲労がどの時点から起こっていたか分析できないという。